近頃SNSなどの発達によって、
地域制、時間の差、情報量がとってもフラットになってきている。
経済的な良い意味の変革は経験できていないが、
携帯のない時代から、
今までのコミニュケーションツール超発達期に身を置いている自分のことを思うと
本当に面白い時代に生きているなあ、と思う。
たとえば自分に身近な作品の発表もだが、
日本社会で出世→世界へ
という構図がくるってきている。
世界へ出す時の国内での篩いはなくなってきている。
ネットボタン一つで結構だ。
となると、今まで権威を言われてきた現代アートも含め、
各ギャラリーなどにとっても過渡期だと思う。
なにしろ国内市場の売り上げは右肩下がりで、世界の市場を考慮にいれないと、
ままならない現状だから。
そして世界市場でもリ上がっている国も4年以内に他国へとって代わられている。
とてもめまぐるしく世界経済がフラットになっていく。
そこではかなりの国際性が組織ではなく個人にも必要になってきていると思う。
そして国際性というのはある一定の国だけに特化すべきではない。
また、どうやってアートの現状を探ろうか、
どこがどうなのか、どうしたらつながれるのか
というルートがわからなかったどこにも属していない私たちが、
SNSなどで今少しの単語を得ることで
それをネットである程度取得できるようになってきている。
もともとフラットな社会なら別だが、数年前の現代アートバブルではやはり新しい権威
というものが確固とあったように若手には感じられた。
今はもうそういったのが薄れてきたんじゃないかなあ。
こうした権威の過渡期ってのは名もない若手からすると、
不安な部分もあるけどものすごく楽しいこと。
だって王道がないから、合うところを自分で選べるんだもの。
これは一般社会の生活、仕事面においても同じです。
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